自動車教習所は地域ごとに格差がある
自動車教習所は、地域ごとに格差がありますね。地方教習所と都心の教習所では、設備にかなりの開きがあります。大手の経営している自動車教習スクールでは、送迎バスがあり、教習所には食堂やカフェテリアがありと、まるで大学のような設備が整っているところがあります。教習機械も最新型が揃っています。これは、都心故に、免許取得者が多いからです。
一方で地方の自動車教習所は、公民館のような古い建物にあることが多く、また、設備も何十年か前に導入された古いものです。また、土地によっては高速教習を行うことも出来ないため、機械で済ませてしまうこともあります。公営の自動車教習所の方が、民営のドライビングスクールよりも設備が古いというのは、何ともやるせない話です。
そんなドライビングスクールと教習所の違いですが、教習員の質にはそれほど差がないので、安心できます。
地域ごとの違いは他にもあります。それは、道路です。都心で教習した場合は、大きな道での車線変更や、合流など、学ぶことが多くあります。また、道幅の狭い場所を通ることも多いので、全体的に技量が鍛えられます。一方で地方の教習では、比較的、地域ごとの特性で道の状態が違ってくるので、運転に癖がついてしまうことがあります。
例えば名古屋の人は、名古屋走りと言われる、強引な運転になってしまうことがよくあるそうです。しかし、東北の方ではスタッドレス・タイヤ教習もあるようですから、地方教習にも多くの利点があるのです。
都心、地方、どちらにも良さが有るんですね。